フェルナンド・アロンソは、マレーシアGP決勝でのフェラーリのペースに期待を感じると述べた。

 アロンソは予選で苦戦し5番手となったものの、マシンのレースペースはよく、一時は表彰台を狙えるポジションにつけた。しかしアロンソはルイス・ハミルトンとのバトルの中で接触、フロントウイングにダメージを負い、結局6位完走に終わった。それでもアロンソは今後への期待を感じることができたとポジティブな感想を述べた。

「マクラーレンや(マーク・)ウエーバーと戦えるということが分かり、とてもいい1日だった」とアロンソは言う。
「オーストラリアでも、ジェンソン(・バトン)やウエーバーと戦うことができた」
「しかし何らかの理由で僕らは土曜には苦戦している。日曜の方が自信が持てるし、マシンを快適に走らせることができる」
「僕らはライバルたちよりタイヤの磨耗が少ないのかもしれないね。そのためにより安定したラップタイムを維持することができる。ここでの感触はとてもよかった。彼らと戦えるとは思っていなかったから、レース後、チームはとても明るい雰囲気になった。ハッピーな気持ちで中国に向かえる」

 しかしアロンソは中国でも苦戦することを予想しているという。
「簡単な週末にはならないだろう。中国のフリープラクティスまで5日だ。マシンを変える時間はない。だから僕らのペースはよくないだろうし、また厳しい週末になるだろう」
「でもレースは長い。(マレーシアの)予選ではトップ4のマシンに勝つのは不可能と思われたけれど、決勝ではすべて通常の状況でありながら、2位か3位(でフィニッシュできそう)だった」
「だから、中国は難しいと思われるものの、うまくやれればいくらかチャンスはあるだろう。正しい方向に向かって作業を進めていく必要がある。ここではそれができた」
「オーストラリアでは予選で十分な速さがなく、決勝でも苦労してトップから40~50秒差だった。でもセパンではライバルたちと戦えたので、前回よりは満足した気持ちでセパンを後にできる」

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