2014年F1カナダGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは6位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 決勝=6位
レース終盤の荒れた展開を考えれば、今日の僕らは“ラッキーなポイント”をいくつか手に入れられたと言っていいだろう。もちろんこの順位に満足できるわけはない。目標はこれより上なのだから。
レース序盤はペースがよくなかった。マシンバランスに満足できなかったんだ。セカンドスティントで路面がよくなってくると、いいペースで走れるようになり、上位グループに追いつくことができた。でも戦いに加われるほどの速さはなかった。
何とか上位グループに追いついたが、僕らはストレートで遅すぎて抜けなかった。少しフラストレーションがたまったよ。
今日はバッテリーとKERSに問題があって調整しなければならなかった。でもそれは今日の決勝で初めて起きたトラブルだから、それほど心配することはないと思う。ただ、僕らはストレートでとにかく遅すぎた。
今日の決勝でレッドブルが成し遂げたことを見ると、F1では状況があっという間に変化する可能性があるということが分かる。それは、優勝争いができるような状態を目指している僕らにとって、さらなるモチベーションにつながる。
今週末はある程度の前進を果たせた。特にエアロ面ではよくなったと思う。でもライバルたちも前進している。今の僕らにできるのは、今後のレースに向けて準備を万全に整えるため、努力し続けることだけだ。