2011年F1中国GPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは1回目12位/2回目14位、フェリペ・マッサは1回目6位/2回目6位だった。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=12位/2=14位
ハイドロリックトラブルで2回のセッション、特に午後のセッションで貴重な走行時間を失った。残念なことにそのためにロングランを全くできず、タイヤのデグラデーションについてチェックすることができなかった。でもフェリペが両方のタイヤで走ってくれたから、少なくとも作業を始めるためのいいベースはある。
空力の新コンポーネントがアドバンテージにつながるかどうかを判断するのはまだ早すぎる。エンジニアがデータを慎重に分析し、開発において僕らが正しい方向に進んでいるのかどうか、明確な結論を導き出してくれるはずだ。
これだけの走行ではほとんど何も分からないが、その中で言うと、ハードタイヤのウォームアップに関しては問題はないし、少なくともあったとしてもとても些細な問題だ。予選でのタイヤのマネジメントにおいては前進になるかもしれない。
マレーシアとオーストラリアと比べて何かが大きく変わることはないだろう。マクラーレン、そして特にレッドブルは僕らより速いし、彼らが優勝候補だ。今の段階では僕らに優勝争いに加わるだけの力はない。でも、だからといって挑戦しないというわけではないよ。
フェリペ・マッサ フリー走行1=6位/2=6位
これまでの2戦と同様に、今日もレッドブルがすごく速いことが分かった。ロングランでのマシンハンドリングにはそこそこ満足している。ロングランでいくつか興味深い結果を得ることができた。予選を向上させたいけれど、それはとても難しいと分かっている。今日の走行から判断して、レースでの状況はマレーシアと似たようなものになるだろう。
フェルナンドが新しいパーツを使ったが、それが進歩をもたらすものなのかどうか判断するのはまだ早い。残念なことに彼はトラブルに見舞われたので、予定どおりの走行ができなかったんだ。
ソフトタイヤの方がハードよりずっとよさそうだ。当然のことながらグリップがいいし、デグラデーションが以前ほどは大きくないんだ。
ここ数年にわたって上海への訪問を楽しんでいる。最初は少し混乱があったけれど、状況はよくなった。僕の母国と同じようにね。ブラジルは相当な努力をすることによって、たくさんの面で進歩したし、それがはっきり表れている。