フェルナンド・アロンソは、予選が強いメルセデス勢はモナコGPの有力な優勝候補であると考えている。
メルセデスは3戦連続でポールポジションを獲得しているが、決勝ではタイヤをうまく使うことができずに後退、予選の速さを勝利につなげられずにいる。
しかしモナコのコースは非常に抜きづらいため、ポールポジションを取れればそれが有利に働くとアロンソは述べた。
「メルセデスは(モナコで)強いだろう」
「彼らは3戦連続でポールポジションを獲得している。だからここでも強いと思う」
「去年もミハエル(・シューマッハー)がポールポジションを獲得した。その後、(グリッド降格)ペナルティを受けたけれど」
「ここでオーバーテイクがどれほど難しいか知っている。ポールポジションを取れれば彼らは優勝候補だ」
「メルセデスが勝つとすれば、そのレースはここになるだろう」
アロンソはルノーで1回、マクラーレンで1回、モナコでの勝利を達成しているが、フェラーリでは今のところ2位が最高位となっている。
フェラーリ自体、モナコでは長い間勝てずにおり、前回勝利を挙げたのは2001年のシューマッハーだった。
自身とフェラーリが長くモナコで勝っていないことでより一層モチベーションが高まっているかとの質問に対してアロンソは「もちろんだ」と答えた。
「何度も言っているように、僕らが目指しているのはチャンピオンシップで勝つことだ。でもモナコは特別なレースだ。選手権の中で一番重要なレースだよ」
「3つのチームで勝つ最初のドライバーになれるかもしれない。そういう意味でもいいモチベーションにつながる」