フェラーリのフェルナンド・アロンソは、来年チームメイトとなるキミ・ライコネンのことはよく知らないが、ドライバーとしては高く評価しており、チームにとって素晴らしい財産になるとの考えを示した。

 2014年はフェリペ・マッサがフェラーリを離脱、代わりに2007年に同チームでタイトルを獲得した経験を持つライコネンが復帰することが決まった。

 以前アロンソは、速さではマッサはライコネンに負けていないという発言をしていた。先週アロンソは、ライコネンがどういう人間かはよく知らないものの、チームに大きく貢献してくれるはずだと語った。

「新しいチームメイトについてたくさんの誤った情報が流れている」とアロンソはマドリードで行われたサンタンデールのイベントにおいてメディアに対して語った。
「僕が実際は言っていないようなことが報じられているんだ。僕は来年彼はチームにとって重要な財産になり得ると考えている」
「キミも僕も12年の経験を積み重ねている。それが新しいエリアにおいてマシンを向上させるために役立つだろう」

「キミのことはよく知らないから彼について意見を述べることはできない。知りもしない人について意見を述べる人間もいるが、僕はそうじゃない」
「彼と同じチームで走ったこともないし、10分以上の時間を共に過ごしたこともない。だから彼がどういう人間なのか、どんな感じなのか、話すことはできない」

「フェリペとは4年間を過ごした。彼は素晴らしい人間で、僕らは効率的かつプロフェッショナルに協力し合ってフェラーリのために働いた。キミも同じだと思うが、今意見を述べるのは難しい」
「僕らが協力して働き、赤いマシンが2台のうちどちらであってもいいから、トップでフィニッシュすることが重要だ」

 今年もフェラーリはレッドブルに太刀打ちできず、コンストラクターズランキングではメルセデスにも抜かれ3位に終わった。しかし来年に向けて自信を持てるとアロンソは言う。
「今年僕らは惨めで悲惨な一年を過ごしたと言う人間もいる。でも僕としては、来年に関しては今年より楽観的に考えていいと思っている。その理由は、僕が所属しているのはフェラーリであり、フェラーリは素晴らしいことを成し遂げる力を持つ、トップチームだからだ」

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