2010年F1第13戦ベルギーGPの金曜プラクティスを終えたフェラーリのフェルナンド・アロンソは、マレーシアでは不安定な天候の予選でコースインするタイミングを誤り、Q1で敗退したが、今回はその失敗を繰り返さないと語った。

■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ フリー走行1=11位/2=5位
 このコースでのレースに戻ってこられてすごく嬉しい。去年は欠場しなければならなかったからね。ここを走るのは大好きだ。今日のような日に理解できたことから見ると、クルマはまずまずコンペティティブな感じだし、特にレインタイヤ装着時は間違いなくいいね。とはいってもまだ金曜日だし、レッドブルがどのような状態なのかに注目していかなければならない。彼らは予選で証明しているように、今のところ最速のマシンだからね。今日はとても多くのことをテストしなければならなかった。それで、午後に何周か遅いラップがあったんだ。インターミディエイトでは走り出しから十分なグリップを得られたが、スリックタイヤでも状態はそれほど悪くはなかった。最後のラップはソフトタイヤを装着した唯一の周回だったが、そこでミスをしてしまった。でも、クルマは良い感じだ。改善できる余地はまだ残っているし、明日に向けてそれをトライしていくよ。

フェルナンド・アロンソ フリー走行1=1位/2=1位
 金曜日に得た印象が、土曜日と日曜日に確認されるとは限らないので、今日の結果は注意深く評価する必要がある。とはいっても、間違いなくポジティブな1日だった。今日経験したあらゆる路面状況においてクルマは良く反応してくれた。今日のラップタイムは、ほとんど意味がないというか、全く意味がないかもしれないね。路面コンディションの変化が急激だったので、どのタイミングでコース上にいるかで2~3秒は良くなるか、または悪くなるかという状況だったからね。明日と日曜日は天候が重要なカギを握ることになると思う。どんなことだって起こり得るよ。このコースに持ち込んできた新しいコンポーネンツをすべて試した。もし明日がドライコンディションになったら、セットアップ作業を行い、改善させなければならない。スリックタイヤでは数分しか走行できず、ドライではまだ最適な状態になっていないからね。実際、マシンは少しナーバスだった。ウエットでの方がドライブしやすかったよ。ポールポジションを狙うことを考える場合、何よりもまず天候がどうなるかを見ていく必要がある。もし雨が降りそうだったら、即座にコースインするよ。いつだって悪い経験からは何かを学ぶことができるんだ。

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