2010年F1第9戦ヨーロッパGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは8位(他者のペナルティで繰り上げ)となり、セーフティカーを抜くという規則違反を犯したルイス・ハミルトンに対してペナルティが出たのが遅すぎてハミルトンがひとつも順位を落とさずに済んだのはおかしいと、怒りを表した。フェリペ・マッサは11位だった。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ 決勝11位
カナダに続いて今回は悲惨なレースになってしまった。僕らには素晴らしい結果を出す力のあるマシンがあり、3位と4位を走っていたのに、皆も見たとおりの結果に終わった。アクシデントが起こった周、僕らが最終コーナーに差し掛かった時は何も起こらず、それが突然セーフティカーがコースに現れた。ミラーで、僕らの後ろのマシンが次々にピットに入っていくのが見えたよ。あの瞬間に表彰台争いをするチャンスが消えてしまったんだ。僕らとハミルトンとの差は、彼は違反を犯し、僕らは犯さなかったということだ。なのにペナルティを受けてもそれは彼の結果に全く影響しなかった。この状況に対する対処の仕方において間違いがあったと思っている。それ以降の僕らのレースは、渋滞で数珠つなぎになって走るだけで、何かを変えるチャンスなどなくなった。今日はすごくいい結果を出せたはずなんだ。本当に悔しい。
フェルナンド・アロンソ 決勝8位
セーフティカーとその後起こったすべてのことによって、レースは台なしになった。今日ここに来てくれた大勢の観客の人たちがこの状況がこんな風に処理されるのを見る羽目になったことに、何よりも失望している。今日起こったことにはとても憤慨している。僕は3位を走っていた。セーフティカーがコースに出てきた時にはハミルトンのわずか1メートル後ろだったんだ。それがチェッカーフラッグを受けた時には、ふたりとも同じ戦略を採ったにもかかわらず彼は2位で僕は9位だ。彼へのペナルティは、もはや彼の最終結果に全く影響しなくなった時点で出された。その後の僕のレースはダメージを被った。常にトラフィックの中を走り、ハードタイヤに期待していたパフォーマンスを発揮させることができなかった。最初はスーティル、その後ブエミを抜くことができなかったのはそのせいだ。僕らにとって最悪のリザルトだ。それでも計算をするのは最後のアブダビだという考えをまだ捨てていない。僕らにはどうすることもできないアクシデントが最後には埋め合わせされるだろうってね。コース上で最速になるよう、作業を続け、マシン開発を進めていかなければならない。
