INGルノーF1チームは、12日、バルセロナでの4日間にわたるテストを終了した。チームは開幕戦オーストラリアへの準備が順調に進んでいるとアピールしている。

 3日間にわたって走行を担当したフェルナンド・アロンソは、最終日にトラブルが発生したものの、ポジティブな感想を述べている。
「(最終日)午後のセッションの最初にトラブルが発生したので、走行時間をロスすることになった。でも全体的に興味深い1日を過ごし、僕らはマシンに対する理解を深めることができたと思う。今日はいくつか新しい開発ソリューションを試し、目標はパフォーマンスをはっきり見せつけることではなく、シーズンに向けてマシンを開発するための新たなアイデアを探ることにあった。あと1回、ヘレスでのテストがあるが、全体的にメルボルンでの開幕戦への準備は整っていると思う」

 チーフテストエンジニアのクリスチャン・シルクは、チームの作業の進み具合を次のように説明している。
「今週はやるべきことが山ほどあり、いつものように、作業を進めるにつれてプログラムが発展していった。マシンへの理解を深める作業に引き続き取り組み、注目すべきエリアはどこなのか、どのエリアからパフォーマンスを引き出せるのかが明らかになった。週を通してマシンは非常によく走った。開幕戦に備え、ここにはレースチーム全員が参加していたが、チームはよく協力して作業にあたった。あと1回テストが残っている。そこではメルボルンに向け最終的な開発を導入する予定だ」

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