フェラーリのフェルナンド・アロンソが、来年から使用するためのパーマネントナンバーとして申請した番号を明らかにした。
今月開催されたF1ストラテジー・グループおよびF1コミッション会合において、ドライバーのパーマネントナンバー制を導入することで合意がなされた。
チャンピオンには「1」をつける権利が与えられるが、それ以外のドライバーは2番から99番の中から自身のナンバーを選ぶことを求められ、自身が選んだナンバーをキャリアを通して使用することになる。複数のドライバーが同じ番号を選んだ場合、前年のランキングで上位に位置するドライバーに優先権が与えられる。
FIAは全ドライバーに対して自分が望む番号を第三希望まで選び、クリスマス前までに提出するよう求めた。
アロンソは、20日、「14」を選択したことを明らかにした。
「僕は“14”を使う」とアロンソはマドリードでメディアに対してコメントした。
「1996年以来僕のラッキーナンバーなんだ。この年、僕は14歳で、7月14日に、カートナンバー14で走り、世界タイトルを獲得した」
「それ以来僕は常に14を使ってきた。これが来年幸運をもたらしてくれればいいね」
アロンソの新チームメイト、キミ・ライコネンは「7」を選択したと言われている。元チームメイトのフェリペ・マッサは「19」、彼のウイリアムズの僚友となるバルテッリ・ボッタスは「77」「17」「11」の順で申請した。
また、最近ではマルシャのジュール・ビアンキがTwitterを通して「7、27、77を申請したよ。どの番号になるかな?」とコメントしている。
メルセデスのニコ・ロズベルグは、「6」「5」「9」の順でリクエストしたと述べている。6番は父親のケケ・ロズベルグが1982年にタイトルを獲得した年につけていたナンバーだ。
セルジオ・ペレスは、カート時代とGP2のデビューシーズンに使用していた「11」が第一希望であると明かしている。
トロロッソのジャン-エリック・ベルニュは、「25」「21」「27」を選んだ。
一方、ダニエル・リカルド、ロメイン・グロージャンはTwitterで自分の希望ナンバーは秘密であると述べている。
新たにザウバーと契約したエイドリアン・スーティルは、F1公式サイトのインタビューに答え、「もう番号は選んだよ。僕の好きな番号は空いていた。でも正式に発表されるまでは秘密にしておくよ!」とコメントした。