IZODインディカー・シリーズに参戦するマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)は、昨シーズンの成績が彼の評価を下げたことを認めている。しかし、開幕戦セント・ピーターズバーグで表彰台を獲得したことで、今季は好パフォーマンスを披露できると楽観しているようだ。
昨シーズン、チームメイトのライアン・ハンター-レイはシリーズチャンピオンを獲得したが、マルコ・アンドレッティはトップ5フィニッシュが一度のみのシリーズ16位という成績で、2006年の初参戦以来キャリア最下位でシーズンを終えていた。
「僕は常にプレッシャーを感じていたよ。昨年は、ビクトリーサークルに居ることができず苦しかった。特にチームメイトがチャンピオンを獲得した時はね。友人のライアンや父にとってはチャンピオンシップを獲得したことは素晴らしいことだよ。でも、それは正直言って僕の評判を下げることとなった。僕たちは勝利していなかったからね」
「しかし、僕はポジティブに受け止めて、チャンピオンシップを獲得したチームに居るんだと知る必要があるんだ。僕にも同じことができるってね。リラックスしながら毎日できるって言い続けるよ。僕は間違った考え方をしていたから、前を見る必要があるんだ」とマルコ。
シーズンオフは、昨年弱かったストリートサーキットのセットアップに焦点を当てて過ごしたアンドレッティ。その結果が功を奏したのか、開幕戦のセント・ピーターズバーグでは、3位表彰台を獲得することができた。
マルコの父でチームオーナーのマイケル・アンドレッティも、息子の進歩を歓迎しており、冬の努力が成果を挙げたと確信している。
「彼はすべての週末で、本当によくドライブしたよ。オフシーズンに注いだ仕事のすべてを見ることができた。開幕戦すべてのセッションでいいペースだったし、本当にいいレースをしていた」
「息子の表彰台獲得にとても興奮しているよ。彼は熱心に働いていたし、これはいい兆候になるだろうね」