アルティメイト・グループが、2009年はブリティッシュF3インターナショナルシリーズには参戦せず、ルノー・ワールドシリーズに集中すると発表した。
昨年イギリスF3で初優勝を挙げた同チームだが、景気後退の影響で、同シリーズからの撤退を決めた。これによりチームは今季、ミゲル・モリーナとグレッグ・マンセルのふたりを擁して戦うワールドシリーズに力を集中させる。
「極めて難しい決断だったが、どの企業も、現在の世界的な経済状況に合わせて活動していかなければならない」とチームボスのバリー・ウォルシュは言う。
「ブリティッシュF3のわずか2年の間に自分たちが成し遂げたことを心から誇りに思っている。将来このカテゴリーに復帰する可能性を、我々は否定はしない」
「しかしながら、ワールドシリーズのチーム、USRはシーズン前のテストでいいペースを見せており、ミゲル・モリーナとグレッグ・マンセルによってチームおよびドライバーズの両タイトルにおいて高いポテンシャルを有している。したがって、我々は2009年にはここに力を集中させなければならない」
「今後についてだが、我々は2010年からは、ワールドシリーズのチームと共に、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0に参戦することを計画している。アルティメイトは今後も将来ある若手ドライバーたちに、カートから究極のゴールであるF1までをつなげる、モータースポーツの明確なステップを提供していく」
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イギリスF3:アルティメイト、今季イギリスF3から撤退
