今シーズンからリスタートについてのルールが変更となったIZODインディカー・シリーズ。開幕戦を終えて、新しいルールにドライバーからは早くも不満の声が上がっている。

 昨年まではイエローコーション時は、1列に隊列を整えてリスタートが切られていたが、今季からは2列に並んでのリスタートが義務づけとなった。リスタートの際、コーション時の順位で隊列が形成され、トップだったドライバーは1列目インサイドのポジションをとることになる。

 開幕戦セント・ピーターズバーグでは、加速のタイミングもかなり遅く設定されているため、この2列からのリスタートによるアクシデントが多発した。オープニングラップで、5台が絡む多重クラッシュでイエローコーションとなり、このリスタート後15周で4度のイエローコーションが振られている。

 開幕戦で2位フィニッシュしたウィル・パワー(ベライゾン・ペンスキー)は、「問題は、狭い空間に多くのクルマが一団となっていることだよ。我々はNASCARのようにぶつかれないし、スペースがまったくないんだ。このリスタートのルールを続けていけば、どのレースでも問題が起こるよ。1列縦隊のリスタートにすべきだね。そうすればよりオーバーテイクを見れると思うよ」とコメント。

 リスタートのアクシデントをくぐり抜け、ジャンプアップし3位になったトニー・カナーン(ロータス/KVレーシング)はこの形式による利益があったことを認めており、セント・ピーターズバーグは、サイド・バイ・サイド・リスタートが簡単なトラックであると感じている。

「ここは多くのスペースがある場所だよ。でもロングビーチやトロントといった狭いコースに行った時を考えたほうがいい。我々はレースを面白くする必要がある。イエローコーションの下、最初の15周を見せるのがいいとは思っていないよ。クレイジーさ。イエスとかノーとか言わないけど確実に再考する必要があるし、ウィルの意見に同意するね」とカナーン。

 開幕戦を制したダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)は、何人かのドライバーに関してはよりリスタートの経験が必要だが、多くのこのシステムはうまくやっていけるだろうと考えているようだ。

「1コーナーではきちんとしたバトルがいくつかあったはずだよ。最前列にいたドライバーにとっては、何も問題とは思わなかった。後方で問題があったのは明らかさ。でもその問題は、2列縦隊リスタートなのか、遅い加速なのか、それとも注意をしていないドライバーなのかい? お互いをリスペクトせず、ただ闇雲にスペースへ飛び込んでいるわけではないよ。それを計算しなければならない。そして我々は変わる事ができるのさ」と語る。

 自己ベストの4位フィニッシュを果たしたシモーナ・デ・シルベストロ(HVMレーシング)は、2列縦隊リスタートのファンになったとコメント。また、ニューマン/ハースのオリオール・セルビアも、「問題はリスタートシステムではなく、セント・ピーターズバーグの気まぐれな路面にある。バーバーではこのようなケースにならないよ」と語っており、2列縦隊リスタートに反対の意見ばかりではないようだ。

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