今シーズン、いくつかのレースでスタンディングスタートを実施するIZODインディカー・シリーズ。インディカードライバーたちも、スタンディングスタートに適合する必要があると認めているが、導入に関しては歓迎しているようだ。
オーバルだけでなく、ロードやストリートコースでもローリングスタートを採用しているインディカー・シリーズ。今季は、デトロイトやトロント、ヒューストンでのダブルヘッダーレースなどで初めてスタンディングスタートを採用する。
パンサー・レーシングから参戦するJR.ヒルデブラントは、「スタンディングスタートが好きだよ。ドライバーの腕に難問がもう一つ増えるけどね」とコメント。
「セットアップに関しては、ほとんどすることがないけど、ラウンチコントロールのようなものがないので、僕たちはたくさんのことをしなければならない。シリーズがすべてのトラックで行うことをなぜためらっているの理解しているよ。多くの種類のトラックがあるからね」
「エキサイティングなレースになると思うよ。だからスタンディングスタートを楽しみにしているんだ」と語る。
F1などでスタンディングスタートの経験が豊富なセバスチャン・ブルデー(ドラゴン・レーシング)は、シリーズに新しい面をもたらすと考えているようだ。
「常に過ちはあるし、ストールもするし、イライラするだろう。でもファンにとってはエキサイティングなものだし、トップを狙えることもできる。面白くなるだろうね」