IZODインディカー・シリーズの今季最終戦ラスベガスは14日予選が行われ、トニー・カナーン(KVレーシング/ロータス)が現行規定で最後のポールポジションを獲得した。佐藤琢磨(KVレーシング/ロータス)は16番手だった。

 シリーズ最終戦ということもあり、大量34台のエントリーを集めた最終戦ラスベガス。「長い期間、高い信頼性と優れたパフォーマンスでチームとシリーズを支えてきた我々のこのエンジンを誇りに思う」とHPD代表のエリック・バークマンが語るとおり、現行規定での最後の予選でポールポジションを獲得したのは、連続2周の合計タイムで50秒0582をマークしたカナーンだった。

「シーズン開幕前にKVレーシングから参戦が決まり、最終戦でようやくポールポジションをプレゼントできたんだから嬉しいね」とカナーン。それに続いたのはオリオール・セルビア(ニューマン・ハース)だった。

 3番手にはエド・カーペンター(サラ・フィッシャー)、4番手にはアレックス・タグリアーニ(サム・シュミット)が続き、ペンスキー勢の最上位はライアン・ブリスコの5番手に。チャンピオンシップを争うふたりは苦しい展開となり、17番手にウィル・パワー(ペンスキー)、18番手にダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)となった。

 そのタイトルを争うふたりの前のポジションとなったのが佐藤琢磨。「第16戦ケンタッキーから単独走行でのスピードが伸び悩んでいます。昨日のプラクティスで決勝用の集団走行でのマシンのハンドリングがいいレベルにあると確認できたため、今日のプラクティスでは予選に向けて単独走行ばかりを行っていました」と琢磨。

「決勝のマシンについては集団についていけるものが確保できているので、難しい戦いになるとは思いますが、精一杯戦いたい」と決勝でのリベンジを期していた。

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