インドグランプリで鍵となるスピードとタイヤ戦略
2012年10月27日、デリー

レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、P Zeroイエロー・ソフトタイヤで1分25秒283を記録し、通算35回目(今シーズン5回目)のポールポジションを獲得しました。ベッテルはインドグランプリのパーフェクトなレース週末を継続中です。今回のグランプリ用には、P Zeroシルバー・ハードタイヤとP Zeroイエロー・ソフトタイヤが選択されています。ベッテルは、ブッダ・サーキットで開催されている今週末ここまでの全てのセッションで最速タイムを記録しています。

ブッダ・サーキットは年間であまり使用されていないため、レース週末には大幅な路面の改善が見られます。ベッテルのポールタイムは、彼が金曜日のFP1で記録したベンチマークよりも2秒以上速くなっています。そのため、多くのドライバーが各セッションの終盤でのタイム更新を狙うことになり、予選でのタイヤ戦略に大きな影響を与えました。Q1とQ2では、前触れがほとんど無くタイムが突然速くなる傾向が見られたため、チェッカーフラッグが振られるまで誰も予選通過を確信できない状況でした。

最初からソフトタイヤを使用したHRT以外のチームは、ハードタイヤを使用してQ1を開始しました。Q2以降の予選と決勝用にタイヤを温存するため、上位チームは1セットのハードタイヤのみでQ1通過を狙いました。その後、Q1の終盤で多くのドライバーがソフトタイヤへ交換しました。フェラーリ、レッドブル、マクラーレンの両ドライバーとロータスのキミ・ライコネンは、ハードタイヤのみでQ2へ進出しました。

Q2に進出した17名のドライバーたちは、すべてソフトタイヤでセッションを開始しました。気温約30℃のコンディションの下、ここでもセッション終盤に最速タイムが更新されました。ストレートでのトップスピードをアップさせるために、先行する他のマシンに接近して空力的な牽引力を得るスリップストリームを試みるドライバーも見られました。

ハードタイヤでインスタレーションラップを行ったメルセデスのニコ・ロズベルグを除いて、Q3でもP Zeroイエロー・ソフトタイヤのみが使用されました。ベッテルは1回目のランで小さなミスをおかしましたが、2回目のランでチームメイトのマーク・ウェバーを抑え、昨年のインドグランプリに続きポールポジションを獲得しました。これで3戦連続のレッドブルによるフロントロー独占となりました。ロズベルグのみがQ3でタイムを計測せず、明日の決勝ではスタート時に装着するタイヤを選択できます。誰もグリッドペナルティーが課されない決勝としては、インドグランプリが今シーズン3回目となります。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「路面の改善が大きな影響を与えた非常に興味深い予選を終え、戦略を示唆するものが見られました。ハードもソフトも一貫性を保っており、タイヤの摩耗状態は良さそうです。ここまで見た限りでは、大半のチームが1ストップ戦略を採用すると思われます。マシンにもよりますが、ソフトタイヤはハードタイヤよりもラップあたり1秒も速く走行することが可能となります。この点を上手くバランスさせることがインドでのタイヤ戦略の見せ場となるでしょう。ここではスピードが重要であることは明白ですが、戦略も同様です。これは、シーズン中何度も繰り返されてきたテーマです」

公式予選トップ10 ドライバーの使用タイヤ:
ベッテル 1分25秒283 ソフト
ウェバー 1分25秒327 ソフト
ハミルトン 1分25秒544 ソフト
バトン 1分25秒659 ソフト
アロンソ 1分25秒773 ソフト
マッサ 1分25秒857 ソフト
ライコネン 1分26秒236 ソフト
ペレス 1分26秒360 ソフト
マルドナード 1分26秒713 
ロズベルグ タイムなし

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