ウイリアムズは、今週末のスペインGPで新しいブロウンディフューザーのテストを行い、改善したリヤウイングを導入することを明らかにした。
ウイリアムズは、トルコではリヤウイングに問題が発生し、パストール・マルドナドがプラクティスでクラッシュしたため、新パーツをほとんどレースに導入することができなかった。
テクニカルディレクターのサム・マイケルは、スペインGPでは新たなディフューザーの評価を行い、新ウイングは両マシンに導入するとコメントした。チームは開幕4戦を経ていまだにポイント獲得を成し遂げていない。
「バルセロナは高い空力効率が求められるサーキットだ」とマイケル。
「ブレーキには厳しくなく、長い高速コーナーを有し、マシンの空力効率がパフォーマンスの違いに最も大きく影響する」
「このコースは過去にはオーバーテイクしやすいレイアウトではなかったが、今年はタイヤのデグラデーションとムーバブル・リヤウイングによってその点は変わってくるだろう」
「我々はイスタンブール・パークのプラクティスで新しいリヤウイングを使用し、トルコGP以来、その作業を進めてきた。バルセロナでは再びこれを2台ともに使用する予定だ。また、新しいエキゾースト・ブロウン・ディフューザーのテストも行う」
ルーベンス・バリチェロは、このアップデートにより、チームが前進を見せることに期待している。
「バルセロナにアップグレードを持ち込むことにより、僕らチームのパフォーマンスが大きく前進することを期待している」とバリチェロ。
「僕らはやれると前向きに考えているよ」