ウイリアムズのチーム副代表であるクレア・ウイリアムズは、エンジンサプライヤーであるメルセデスとの新しいパートナーシップは予想以上にうまくいっていると語った。
2012年からルノーエンジンを使用していたウイリアムズは、F1エンジン規則が大幅に変わる2014年にメルセデスにスイッチすることを決めた。
チームはすでにメルセデスとの作業をスタートさせており、その最初の数カ月は予想以上に順調に進んだとウイリアムズは述べている。
「予想を上回っていると思います」とウイリアムズ。
「私たちはとても大きな期待を抱いていたので、本当に素晴らしいことです。大きな期待を持てるからこそメルセデスを選んだのですが」
「メルセデスがどれほどプロフェッショナルかは分かっていましたが、契約を結んで以来あらゆることを見てきた結果、その評価は全く変わりませんでした」
メルセデスF1エンジンのプログラムを行う本拠がイギリスのブリックスワースに位置していることも、イギリスに拠点を置くウイリアムズにとっては好都合だと、彼女は言う。
「何よりも楽なのは、彼らの本拠がすぐそこにあることです。彼らと協力して働く上でやりやすくなるのです」
「(ルノーの場合は)遠くフランスまで行かなければならず、それは必ずしもメリットとは言えません」
「でも(今は)ウチのエンジニアたちは何度でもメルセデスに飛んで行けますし、彼らの方もすぐに私たちのところに来ることができます。本当に喜ばしいことです」
来年はメルセデス、ルノー、フェラーリの3社のエンジンマニュファクチャラーが大きなチャレンジに立ち向かうことになる。ウイリアムズは、どこが最も優れたエンジンを作るのかは予測できないが、メルセデスに期待していると語った。
「とても楽しみです。エンジンに関する状況を知っている人がいるのかどうか分かりませんし、最初のテストで初めて分かるのではないかと私は思っています」
「各エンジンの状況を知るのは面白いと思いますが、私としてはメルセデスがベストであることを願っています。それは私たちが前進するための助けになりますからね」