レッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーが、自分の引退の時期は年齢ではなくパフォーマンスで決めると語った。
35歳のウエーバーは、今年の夏、レッドブル・レーシングと来季1年の契約を結んだ。
引退へのカウントダウンは始まっているかと聞かれたウエーバーは、それを否定した。
「ノー。そういうアプローチはとっていない。僕としては次のレースに100パーセント集中していくつもりだ。大事なのは年齢ではなくリザルトだ」
「今までのチームメイトの中には、結果を出せずに21歳でやめていったドライバーたちもいる。仕事に基づいた結果だ。結果を出せなければトップチームでやっていくことはできない」
ウエーバーは、最終戦ブラジルGPで勝つことができ、いい形でシーズンを締めくくることができたと語った。彼にとってこの勝利は2011年唯一の優勝となった。
「とてもいい形でシーズンを終えることができた」とウエーバー。
「レース前夜にセブ(ベッテル)にギヤボックスの大きなトラブルが起きたのは少し残念だったが、レースで何が起こってもそれほど驚きはしない」
「皆、勝つためにレースに出ている。シーズン後半にはそこそこ満足できるレースが何度もあった」
「こういう形で、モチベーションを持ってシーズンを終えることができてよかった。来シーズン、いいスタートを切りたいと思い、とてもやる気が高まっている。もちろんそれができるチャンスは十分あるし、この勢いを維持したい」