レッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーは、2010年の同チームのマシン、RB6に関し、もう少し信頼性を高めたいと述べている。

 エイドリアン・ニューエイがデザインを手がけ、ルノーエンジンを搭載するRB6は、チャンピオン候補として注目を集めているが、これまでのテストにおいてはエンジントラブルやメカニカルトラブルに見舞われ、もろさが懸念されている。

 先週のヘレステスト3日目にトップタイムをマークしたウエーバーは、最後のシーズンオフテストとなる今週のバルセロナテストで信頼性を発揮して順調に作業を進めたいと述べている。
「テスト後半の2日間は天候が好転したので、かなりのデータを集めることができた」とウエーバー。
「ルノーエンジン、空力やシャシーへの理解を深めるための作業を大量に行うことができてよかった。バルセロナではクリーンな走行を行い、もう少し信頼性を発揮する必要がある。でもレースへの準備はできているよ」

 セバスチャン・ベッテルも雨の中トップタイムを記録しているものの、他チームとの位置関係についてはまだ全く分からないと慎重にコメントしている。
「何周かいい走行ができたことは確かだ」とベッテルはF1公式サイトのインタビューで語っている。
「でも他のマシンがどのぐらい燃料を積んでいたのか分からない。バルセロナではマシンをもっとインプルーブする予定なので、どれだけうまくいくか楽しみだ。メルセデスとマクラーレンはかなり大きなアップデートをしてくるみたいだね。さてどうなるかな」

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