バーニー・エクレストンは、開催危機説がささやかれている韓国GPについて、予定どおり今年開催されると語った。
今年初めてF1カレンダー入りした韓国GPだが、新サーキットの建設が間に合わず今季開催は見送られるかもしれないとの報道が最近なされ、コースのデザインを行ったヘルマン・ティルケが「私は初めて、サーキットが予定どおりに完成しないのではないかという懸念を抱いている」と語ったと報じられた。
しかし韓国GPのオーガナイザーはこれを否定し、作業は予定より早く進んでいると主張している。エクレストンも同GPは間違いなく開催されると確認した。
「ティルケと話をしたが、そういった発言をしたことは否定していた」とエクレストン。
「(韓国GPの準備は間に合うと)私は確信している。100%間違いない」
また、エクレストンは将来ロシアでF1を開催したいと考えており、2014年冬季オリンピック開催地のソチは有力候補であるとの主張を繰り返した。
「ロシアには2か所か3カ所候補がある。ソチとの契約を推進する大きな動きがある」