韓国GPオーガナイザーが、財政難であることを認め、バーニー・エクレストンに開催料金を値下げする形で協力してもらいたいと語ったが、エクレストンはこれに応じる気持ちはないことを明らかにした。
韓国メディアによると、韓国GPは大幅な赤字を出しているということで、レースプロモーターのパク・ウォンハも財政的に苦しい状態であることを認め、巨額の開催料金が原因のひとつであるとして、エクレストンと交渉したいと述べた。
しかしエクレストンは値下げに応じるつもりはないとし、韓国GPが今後開催されるかどうかは確実ではないと述べた。
「人生には手が届かないものはいくらでもあるが、それは自分にとって必要ないのだ」とエクレストンはインドGPを前にしたブッダサーキットにおいて報道陣に語った。
「我々は最初の段階で彼らと十分な時間をかけて交渉を行った」
「残念なことだ。実現させるために多大な努力を払ったというのに」
エクレストンは、今後も韓国GPがカレンダーに残るかどうか「分からない」と語った。
開催権料を支払えなければ韓国GPは終わってしまうのかと聞かれたエクレストンは「そうだ」と答えた。