FIAが2011年F1に参戦する新規チームの選考を進める中、候補のひとつであるエプシロン・エウスカディは、スケールモデルの風洞テストを開始したことを明らかにした。
13番目のチームの候補は現在、エプシロン・エウスカディ、ビルヌーブ・レーシング/デュランゴ、ステファンGPに絞られているといわれており、FIAは候補の3チームを来週パリの本部に招き、面談を行う予定となっている。
エプシロン・エウスカディのボス、ホアン・ビラデルプラットは、ティレル、ベネトン、プロストでチームマネージャーを務めた経験も持ち、ここ数年ではジュニアフォーミュラカテゴリーとスポーツカーで活動を行っている。ウイリアムズ、ブラバム、アロウズ、ザウバーの元エンジニア、セルジオ・リンランドも、チームにとって大きな戦力になっている。
「先週我々は初めて、モデルを風洞でテストした」とリンランドはCorsaに対してコメントしている。
「うまくいった。デザインは順調に進んでいる」
リンランドはまた、「ドライバー問題は今の時点では考えない」と述べたものの、彼と同じアルゼンチン出身のエステバン・グエリエリがシートを獲得すれば「とても嬉しい」とも認めている。