カタール自動車連盟会長、ナサール・ビン・カリファ・アル-アティアが、将来F1を開催する計画があり、現在ロサイル・サーキットでF1開催を前提とした作業が行われていると明かした。
同じ中東のバーレーンとアブダビの後を追うべく、ロサイル・サーキットでF1開催に向けた作業が進められているとアル-アティアは述べた。
「将来のプランにはF1開催が含まれている」というアル-アティアのコメントがガルフ・タイムズに掲載されている。
「コースの大規模な改修作業がすでに行われている。しかしまだ今後も膨大な開発作業を行わなければならない」
「すべての準備が整った時点で安全委員の評価を受け、F1公式テストに関する認可を受ける。そうすればF1サーキットの仲間入りをする準備ができたといえるだろう」
FIA会長ジャン・トッドがカタールを訪問した際に、アル-アティアが今回の発言を行った。トッドは、カタールなど湾岸地域はモータースポーツにとって重要であり、FIAとの協力関係を深めていきたいと述べたものの、カタールでのF1開催計画への積極的な姿勢は見せていない。