資金不足に苦しんでいるといわれるカンポス・メタ1にトニー・テイシェイラが出資し、チームに参画するとのウワサの中で、アダム・キャロルがドライバー候補として浮上してきている。

 カンポスのストラテジー担当者は、開幕戦バーレーンは“テスト”であるとの発言を行い、チームオーナーのエイドリアン・カンポスも今も資金調達に動いていることを認めている。そんな中、A1GPのボスであるテイシェイラが出資者候補の筆頭であるとのウワサが出ている。A1GPは今季開催が危ぶまれている状況だが、テイシェイラはF1参入に強い関心を抱いていると言われている。

 スペインの放送局カデナSERは、カンポスとテイシェイラの契約は近々結ばれると報じており、ドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルトは、テイシェイラが関与することで、A1GPチャンピオンのアダム・キャロルがブルーノ・セナのチームメイトの座につくのではと報じている。
 テイシェイラ本人はカンポスと交渉しているのは自分たちだけではないとコメントしている。
「カンポスの交渉相手はひとつだけではない。我々に関しては、A1の一環としての契約でなければならない」とテイシェイラはロイターにコメントし、A1GPをF1へのステップアップカテゴリーにしたいという計画を明かした。
「すべてA1のためだ。私はA1をF1に組み込ませたいと考えている」

 テイシェイラは、カンポスがシーズンオフテストをすべて欠席するという報道を否定した。
「その報道は知っているが、私自身がチームプリンシパルに聞いた話とは違う。彼らは2番目のテストに出席するかもしれないし、3番目のテストには確実に参加し、レースにも参戦する。目標は2番目のテストだ」

 スペインのディアリオ・スポーツは、テイシェイラは約2,000万ユーロを出資すると報じるとともに、アンディ・スーセクが資金を持ち込み、カンポスとドライバー契約を結ぶのではと報じている。
「カンポスとの交渉に臨む準備はできている」とスーセクはコメントしている。
「今週エイドリアンから電話がくるのを待っているところだ」

 一方バーニー・エクレストンは、カンポス・メタが今季参戦できなかった場合、代わりにステファンGPをエントリーさせることを考えているといわれている。ステファンGPはトヨタのマシンデザインを取得したといわれ、チームの創立者、ゾラン・ステファノビッチは、F1デビューへの準備を進めていると主張している。

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