来季からF1に参戦するカンポス・メタF1チームが、来季のタイトルスポンサーにスペインの通信大手テレフォニカを迎え、ドライバーにはペドロ・デ・ラ・ロサを起用。セカンドドライバーは10人のドライバーを候補にあげていることを明らかにした。
噂によればスペインのモバイル通信大手テレフォニカは、来季カンポスのタイトルスポンサーを務めることになると言われている。またこれに関連してチームのドライバーズラインナップは、スペイン出身でF1の豊富な経験をもつ現マクラーレンのテストドライバー、ペドロ・デ・ラ・ロサになると見られ、同国のレプソルをスポンサーを加えるためにも、今季トロロッソで走っているハイミ・アルグエルスアリの起用も検討していると見られている。
しかし、アルグエルスアリの他にも多くの候補が挙がっているとチーム首脳のダニエル・オーデットは語っている。「セカンドドライバーについては現段階で10人のドライバーを候補に挙げている」とオーデット。GP2のフロントランナーであるピタリー・ペトロフのほか、セルジオ・ペレス、パスター・マルドナルド、ブルーノ・セナや先日ルノーから解雇されたネルソン・ピケJr.も候補の一員と見られている。
オーデットは、チームのニューマシンをダラーラと協力して来年1月10日前後(ヘレスかバレンシア)で走らせる意向をすでに表明しているが、F1界を揺るがしたルノー事件の影響でスポンサー候補のいくつかが契約をためらっていることも明かしている。
「ルノーが起こしたスキャンダルは我々にとっても良いものではなかった。スポンサーたちは事態が透明さを取り戻すまで契約を見送る構えのようだ」
