ナレイン・カーティケヤンはスポンサーマネーの問題で、ダニエル・リカルドにシートを譲ることになったのではないかと報じられている。
レッドブル傘下の若手ドライバーであるリカルドが、イギリスGPでHRTからF1レースデビューを果たすことになった。チームは、今週末、ビタントニオ・リウッツィとリカルドを走らせることを明らかにしている。カーティケヤンはチームのオフィシャルドライバーの座にとどまっており、今季初開催のインドGPではカーティケヤンがレースに出場するのではないかとみられている。
彼のスポンサー、Speed、Tata、Baseのロゴは彼の公式サイト上に今も飾られているものの、yallaf1.comによると、カーティケヤンは経済的な理由でシートを失ったのだとイタリアのItaliaracing誌は主張しているという。
「ナレイン・カーティケヤンが経済的問題を抱えていることを知った(レッドブルのモータースポーツアドバイザーである)ヘルムート・マルコは、すぐさま行動し、傘下の若手ドライバー(リカルド)のデビューについて、ヒスパニアと合意を結んだ」と同誌は報じている。
この件について、カーティケヤンもHRTもコメントを発表していない。