F1が環境への配慮をより一層強めるならば、フランスGPの復活に向けた動きに対して政府からサポートが受けられるかもしれないと、Motorsport.comが伝えている。
2011年に登場する多くのマシンには、KERS(運動エネルギー回生システム)が搭載されることになっており、さらにFIAは、2013年からよりコンパクトで効率の良いエンジンを採用することを先日明らかにした。
フランスの新しいスポーツ大臣シャンテル・ジョノーは、昨年持ち上がったフラン・レ・ミュローのグランプリ・プロジェクトに激しく反対していた人物だ。
彼女は、フランスGPの復活に何ができるのかと尋ねられ、フランスのスポーツ紙レキップに対して次のように語っている。
「まず我々は、FFSA(フランス・モータースポーツ連盟)がグランプリのコストを負担できるかどうかを知る必要があります」
「それができたとしましょう。じゃあ、どこで?」と彼女は付け加えている。
彼女は、(サポートが)政府に関する限りは、環境面が障害になることも強調した。
「グランプリは、温室効果ガスの排出についてそれほど問題にしていない」とジョノーはコメント。また彼女は、F1は環境に対してもっと積極的になるべきだと主張している。
「私は、すべてのレースをカーボンオフセット化することをFIA会長のジャン・トッドに提案しました」