フィンランドのメディアが、キミ・ライコネンはフェラーリに移籍する来年から使用するパーマネントナンバーとして「7」を選んだと報じている。
9日に開催されたF1ストラテジー・グループおよびF1コミッション会合において、ドライバーのパーマネントナンバー制を導入することで合意がなされた。
チャンピオンには「1」をつける権利が与えられるが、それ以外のドライバーは2番から99番の中から自身のナンバーを選ぶことを求められ、自身が選んだナンバーをキャリアを通して使用することになる。複数のドライバーが同じ番号を選んだ場合、前年のランキングで上位に位置するドライバーに優先権が与えられる。
FIAは全ドライバーに対して自分が望む番号を第三希望まで選び、クリスマス前までに提出するよう求めた。
先週の段階でメルセデスのニコ・ロズベルグは、「6」、「5」、「9」の順でリクエストしたと述べている。6番は父親のケケ・ロズベルグが1982年にタイトルを獲得した年につけていたナンバーだ。
新たにフォース・インディアに加入することが決まったセルジオ・ペレスは、カート時代とGP2のデビューシーズンに使用していた「11」が第一希望であると明かしている。
Ilta-Sanomat紙は14日、La Stampa紙の情報として、ライコネンは7番を希望していると報じた。ライコネンは今年ロータスでカーナンバー7のマシンに乗っていた。
また、Ilta-Sanomat紙は、フェルナンド・アロンソはカート時代のナンバーである14番を選ぶ見込みであると予想している。
他にも数人のドライバーたちがパーマネントナンバーについてTwitterを通してコメントしている。
トロロッソのジャン-エリック・ベルニュは、「僕は25、21、27を選ぶ。どの番号が使えるかはまだ分からないけどね」と述べている。
来年ウイリアムズに移籍するフェリペ・マッサは「19番だよ!」というコメントと共に、19の数字が入ったヘルメットの画像をアップした。
チームメイトとなるバルテッリ・ボッタスは、「77番を申請したよ! 第二希望は17、第三希望は11にした」ということだ。
一方、来年チャンピオンチーム、レッドブルで走るダニエル・リカルドはパーマネントナンバーの導入を喜びつつも自分の希望する番号は明かしていない。
「来年からF1ドライバーが自分が好きなナンバーを選べるというのは素晴らしいことだ。でも今のところ、僕が何を選ぶのかは秘密だよ!」とリカルドは述べている。
ロータスに残留するロメイン・グロージャンは、「FIAに希望する3つの番号を送った。今のところ秘密にしておくけど、誰か当てられるかな」とコメントしている。