レッドブルで厳しいスタートを強いられているダニール・クビアトだが、自分の能力を疑いはじめる人々の批判は気にしないと語った。
セバスチャン・ベッテルの後任として今季レッドブルに加入したクビアトだが、期待に満ちたチャンピオン経験チームでの船出はルノーエンジンの相次ぐトラブルもあり、まともに走れない状況が続いている。
開幕4戦ですでに2度のリタイアを喫しているクビアトは、現在ドライバーズ選手権で15位(4ポイント)と低迷しているが、レッドブルを取り巻く状況が落ち着けば、自分のシーズンも好転するだろうと考えている。
「僕は自分自身の能力を決して疑わない。他の人が疑っても気にしないよ」とクビアト。
「もちろん苛立たしく思っているが、一方で物事はすぐに好転することもある」
「常にクリーンなセッションを送ることだ。今はそれがまったくできていないからね」
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、クビアトが判断に値するほどまともな状況で走れていないと考えている。
「ダニールの問題は、彼が正当に手にするもの以上に多くのトラブルを抱えてきたことだ」
「それらは彼のプラクティスや予選セッション、決勝レースを妨げてきた。だが、クリーンに走れた時はいい仕事をしている」
「ここまではまともな状況で走れていないので、現時点で彼を判断するのは非常に難しい」
「だが我々が見ている限りは確かに速い」