ロバート・クビカは、2012年からの復帰を断念するという自身の決断をロータス・ルノーGP側に正式に伝えた。
クビカは、今年2月のラリー事故で負ったケガがここまで順調に回復してきているものの、2012年のシーズンを戦うには早すぎるとの結論に至ったとコメントした。
「たとえ最後の数週間を懸命に働いたとしても、2012年シーズンの準備が確実にできるとは言い難いという結論に達した」とクビカはロータス・ルノーGPの声明において語っている。
「私はチームを呼び、そして彼らに状況を知らせた。難しい決断だったが、これが最も適切なことだと考えている」
「私は、LRGPが来シーズンの準備を始める必要があることを知っており、これ以上期限を先延ばしにすることは正しい事ではないと思った」
「私個人のレベルでは、自分の回復具合をとても励みに感じているし、私の医師もそれに印象を受けている」
「ただ、ドライビングに関することには事前に100パーセントの準備を整えておきたい。だから、さらなる時間を持つ必要があると思っている」
「最後に、これまで皆さんにはより多くのニュースを提供できず、紙面にも姿をお見せできなかったことを残念に思っている。人生で最も難しい期間に対処する私の最良の方法であったと理解してくれたメディアの方々には感謝している」