バレンシアでの今年初のF1合同テストを終えたロバート・クビカが、ルノーの新車R30とフェラーリとの差はそれほど大きくないと主張した。
今年からルノーに移籍したクビカは、先週、3日間のテストの最初の2日を担当し、初日は8番手、2日目は4番手のタイムをマーク、3日間総合では15人中6番手となった。フェラーリは3日間すべてでトップタイムをマーク、総合ではフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサが1-2を獲得、アロントとクビカのタイム差は約1秒だった。
R30のデザインは戦闘力が低かった昨年型R29からあまり変わっていないように見えるが、クビカはもちろんこのマシンは新しく作られたマシンであり、1周のアタックラップでは多少劣っているかもしれないが、ロングランではそれほど悪くはないと述べた。
「僕らはフルタンクではいい線いっている」とクビカはドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト誌に述べた。
「フルタンクではフェラーリと比べてそれほど遅いわけじゃないと思う。(R30は)前のマシンみたいに見えるけれど、新しいマシンだよ」
「マクラーレン(のマシンがよさそうなの)は明らかだね。リヤエリアにいくつかとても興味深い空力ソリューションを取り入れている」