ヴァージンで来季も走ると示唆したティモ・グロックだが、ルノーへの移籍のうわさが再び浮上している。ヴァージンは2011年に向けて若手ドライバーと交渉を行っているとも報じられている。
グロックは、ロバート・クビカのチームメイトとして来季ルノーに移籍するのではとのうわさを否定する形で、先週、ヴァージンと来季の契約を結んでいることを認め、ヴァージン残留に関して前向きな発言をしている。しかしMotorsport.comによると、今週彼は、後方でレースするのは辛いと述べ、いつかタイトルを獲りたいとコメントしたという。
「僕はGP2のタイトルを獲ったし、トヨタで何度も表彰台に上った。そういうドライバーにとって後方で走るのが辛いのは明らかだ」とグロックはコメントしたと、通信社DPAが伝えている。
「(タイトル獲得のことを)考えていなければ、そしてそれを現実にしようと全力を尽くしていなければ、モータースポーツの最高峰クラスで走ったりはしない」
一方アルゼンチンのメディアは、政府が同国出身のエステバン・グエリエリのF1デビューをサポートするのではないかと報じている。
地元メディアによると、グエリエリのマネージャーとヴァージンのチームボス、ジョン・ブースはコンタクトをとっており、グエリエリはアルゼンチン内相と会談を持ったと、マネージャーが認めたという。