F1ベルギーGPの併催レースとして行われたGP2第8ラウンドで、DAMSのロメイン・グロージャンが2011年のシリーズチャンピオンを手にした。
土曜日の予選は7番グリッドと低迷したグロージャン。だが、その日に行われた第1レースは好スタートを見せ、途中からウエットコンディションへと変化する難しいレースにも対応を見せ、3位でフィニッシュした。
一方、グロージャンとタイトルを争っていたギド・バン・デル・ガルデ(バルワ・アダックス)はレース終盤にリタイアを喫したため、結果3位のグロージャンが最終戦のモンツァを前にシリーズチャンピオンを手にするかたちとなった。
なお、第1レースを制したのは、ポールスタートのクリスチャン・ビエトリス(レーシング・エンジニアリング)で今季初優勝。また、日曜の第2レースは、スクーデリア・コローニのルカ・フィリッピが今季2勝目を手にしている。