小林可夢偉が所属するケータハムのF1マシンが、下位カテゴリーであるGP2マシンにタイムで2度も遅れをとった。
金曜日に行われたF1のフリー走行1回目でケータハムCT05を駆るロビン・フラインスは21番手タイムの1分42秒417、マーカス・エリクソンは最下位タイムとなる1分42秒711をそれぞれ記録した。
これに対し、F1の約1時間前に終了したGP2のフリー走行トップタイムは1分42秒062。ケータハムのタイムはフラインスがGP2で7番手、エリクソンは17番手に該当する結果となった。
エリクソンは、18時(〜19時30分)から行われたフリー走行2回目でも最下位タイムの1分39秒136を記録。直後の20時から行われた(〜20時30分)GP2の予選トップタイムが1分38秒865と、セッションの性質にこそ違いはあるものの、再び敗れるかたちとなってしまった。
フリー走行2回目から登場した小林可夢偉は23番手タイムの1分38秒257で、かろうじてGP2のタイムを上回っている。
それでも、今季からの新しいパワーユニットの開発によって、現在のマシンは3〜4秒速くなると言われており、実際、昨年のバーレーンの予選PPタイムとは1秒以内の差になっており、今後のF1はさらに、タイムが速くなることが確実な状況だ・