来シーズンからスタートするGP3シリーズに参戦するステイタスGPは、F1デザイナーを務めてきたゲイリー・アンダーソンとテクニカルコンサルタントとしての契約を結んだことを発表した。
ステイタスGPはGP3出場10チームのうちのひとつ。過去にA1GPではアイルランドチームに関わっていたアンダーソンは、ステイタスGPにて技術的なアドバイスを行っていくという。
「GP3は、新しいマシンに新しいタイヤを使用するため誰にとっても新しいチャレンジだ」とアンダーソン。「ステイタスGPはとてもコンペティティブな器量を持ったチーム。興味深いシーズンとなりそうだ」。
ステイタスGPの指揮を執るのはサイモン・ケイザーで、ジョーダンでF1での活動を経験しているほか、GP2シリーズではピケスポーツのマネージメントを行っていた。
また、ステイタスの株主、マーク・ギャラハー、デイビッド・ケネディー、ジョン・ハインズも大株主である、カナダのテディ・イップとともにGP3へのベンチャーに参加する。
「新しく、そして素晴らしいシリーズの一員となれることにわくわくしている。GP3は非常に競争の激しいシリーズになるだろうし、若者にF1へたどり着くためのチャンスを与えてくれるように考えられている。私たちは、ステイタスGPが彼らにとってステップアップに集中できる理想的な環境を提供できるだろうと信じている」とイップは語っている。
