ロータスのヘイキ・コバライネンは、ロバート・クビカの事故の影響を受け、今はラリーに出場する気持ちはないと認めた。以前コバライネンはラリーへの出場を強く望んでいた。
昨年からロータスに加入したコバライネンは、契約を結ぶ以前に、「F1と同様にラリーで走ることも可能な状況を実現したい」と述べていた。フィンランド出身のコバライネンはラリーが好きで、過去に何度か小規模なイベントに出場している。
しかしmotorline.ccの報道としてSPEEDが伝えたところによると、クビカの大事故により、コバライネンは今はラリーに出場したいという気持ちがなくなったということだ。クビカは今年2月にラリー出場中にクラッシュを喫して重傷を負い、今季F1を欠場してリハビリ中だ。
「ラリーをテレビで見るのは好きなんだ」とコバライネン。
「でも今のところ実際に自分で参戦する時間は全くない。ロバートの事故のことは皆知っているはずだ。それが理由で、今僕の中ではラリーに出場するという計画はない」