2日、フォーミュラEに参戦するドラゴン・レーシングは、イギリス人ドライバーのマイク・コンウェイを2014/15年シーズンのドライバーに起用することを発表した。
2009年からインディカー・シリーズにフル参戦していたコンウェイは、2012年のシーズン終盤にオーバルレースからの引退を発表。今シーズンは、エド・カーペンター・レーシングからロードコースのラウンドにスポット参戦しているほか、WECに参戦するトヨタ・レーシングのテスト兼リザーブドライバーも務めている。
彼は、昨シーズンまでインディカーで活動していたジェイ・ペンスキー率いるドラゴン・レーシング初のフォーミュラEドライバーとなる。
「私は、インディカー・シリーズで常に彼の才能や知性、パフォーマンスに感銘を覚えていた。我々は彼の経験と粘り強さ、ドライビングスキルのコンビネーションが今年のフォーミュラEで力になると感じている」と、ペンスキーは語っている。
一方のコンウェイは、「僕はフォーミュラEが発表されて以来、とても興味を持っていた」とコメント。「僕はジェイとドラゴン・レーシングの両方と関わることを誇りに思うし、モータースポーツの新境地を開くことになると信じている。僕らが今年最初のシーズンで大きな成果を成し遂げることができると強く確信しているよ」
ドラゴン・レーシングの発表により、チャイナ・レーシングを除く9チームがひとり以上、ドライバーを発表したことになる。