ザウバーが2013年のドライバーラインナップをすでに決定したのではないかとの報道がなされている。
ブラジルのO Estado de S.Paulo紙の報道としてYallaf1.comが伝えたところによると、GP2ドライバーのルイス・ラジアが「ザウバーと交渉してきたが、最近彼らはスタンスを変え、もう可能性はないと言った」とコメントしたという。
「つまり彼らはドライバーふたりを決定したということなんだろう」
今季F1復帰を狙うセバスチャン・ブエミは、スイスのBlick紙に対し、「ザウバーがドライバーを求めていないのは本当に残念だが、僕にとってはフォース・インディアの可能性が出てきたといえる」と述べている。
ザウバーのセルジオ・ペレスは来季マクラーレン入りを決めている。フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグはフェラーリ入りの可能性がなくなった後、ザウバーと契約を結んだといわれている。
小林可夢偉が残留できるかどうかは明らかになっておらず、スポンサーであるテルメックスの意向でメキシコ出身のルーキー、エステバン・グティエレスがレースドライバーに昇格する可能性もささやかれている。
一方、ヒュルケンベルグが抜ける場合フォース・インディアに空席ができるため、多くのドライバーたちが交渉中であるといわれている。これまで可夢偉、ブルーノ・セナ、シャルル・ピック、ジュール・ビアンキ、ギド・バン・デル・ガルデ、パストール・マルドナドなどの名前が候補として挙げられている。