ザウバーのビッグスポンサー、テルメックスのボスが、同社がサポートするエステバン・グティエレスが来年F1デビューを果たすのは間違いないと語った。
テルメックスが支援するセルジオ・ペレスは来季マクラーレンに移籍するが、同社は来年もザウバーをサポートする見込みとなっている。しかしそれは現在リザーブドライバーを務めるグティエレスの昇格が条件だという。
テルメックスのボスであるカルロス・スリムが次のように語ったとYallaF1.comが伝えた。
「来シーズンに向けてザウバーと話をしている」とスリムはメキシコのReforma紙に対してコメントした。
「今後も一緒に続けていくつもりだ」
「当然、メキシコ出身のドライバーの参加が条件であり、そのドライバーはエステバン・グティエレスだ」
インドGPでは体調不良のペレスに代わり、グティエレスがFP1で走行した。
「チームはそのドライバーとの長期的な計画がなければ、F1のプラクティスで彼を走らせたりはしない」
「そして我々は、メキシコ人ドライバーなしにF1に参戦することはない。来年初めてメキシコ人ドライバーふたりがF1でフルシーズン参戦すると確信している」
グティエレスは今週アブダビでの若手ドライバーテストにザウバーから参加している。ザウバーは来季ドライバーとしてニコ・ヒュルケンベルグひとりしか正式発表していない。
