ペーター・ザウバーが、BMWザウバーチームがGP2チームであるARTグランプリと合併するかもしれないとの推測を否定した。
ARTは2011年F1への参戦を目指し、13番目の新規チーム枠への申請を行っている。しかし申請が承認される保証はなく、スペインのエル・ムンド紙は、ARTは経済的に問題を抱えているザウバーと合併することで参戦を確実にしようとしていると伝えた。
エル・ムンド紙は、ペーター・ザウバーは、強力で安定したパートナーを見つけて表舞台から退きたいとの考えであると伝えており、ARTのボスであるニコラ・トッドがザウバーの本拠であるヒンウィルを訪問したとのウワサもある。
しかしペーター・ザウバーは、スイスのブリック誌に対し、チーム売却の予定はないと語っている。
「自分のチームを売るつもりなどない!」と彼は同誌にコメントしている。