ザウバーのジャンパオロ・ダラーラは、F1アブダビGP決勝で6位に入った小林可夢偉のマシンが、KERSを十分に使えない状況だったと明かした。

 ザウバーは、日曜日の決勝レースで小林可夢偉が6位入賞を果たし、コンストラクターズ選手権で5位につけるメルセデスとの差を12ポイントに縮めた。
「レースはわりと楽に進めることができると思っていたが、結局そうはならなかった」と、チームのトラックエンジニアリング責任者を務めるダラーラがコメントしている。
「両ドライバーは、スタートをうまく切り抜け1周目に8番手と9番手につけた。さらに、我々に近いライバルは後方に位置していたので10周目ぐらいまでは先の見通しも良かった」

「しかし、その後に最初のセーフティカーが出て、それまでに我々の築いたギャップがリセットされてしまった」
「1ストップを予定していて、ふたりのドライバーはコース上でポジションを上げるなどいい仕事をしてくれたが、その後セルジオ(・ペレス)にアクシデントがあり、1台はポジションを上げることができたものの、1台を失うことになってしまった」

 ダラーラは、可夢偉のマシンがKERSに関するトラブルを抱えていたと明かしている。
「可夢偉はトラブルを抱えていたので、若干のパフォーマンスを犠牲にしていた。それでも、我々はコントロールできていたと思う」
「彼のトラブルはダウンシフトの問題で、それによってKERSを適切に充電することができず、フルブーストできなかった」
「これで数ポイントを取り損ねたのは残念だが、それもレースということだ。マシンのペースは力強かったので、我々は今後も戦いを挑んでいく」

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