BMWザウバーのチームプリンシパル、ペーター・ザウバーは、復帰第1戦を不本意な結果で終えたニック・ハイドフェルドに関し、マシンにいきなり乗っていい結果を出すのは無理であり、チームもハイドフェルド自身も期待しすぎたのだと語った。

 ハイドフェルドは今季レースシートを失い、メルセデスGPのテストドライバー、ピレリのテストドライバーを経て、ペドロ・デ・ラ・ロサに代わってザウバーに加入し、シンガポールGPからF1レースに復帰した。評価が高いハイドフェルドに期待が集まる中、彼はフリー走行1回目、2回目とチームメイトの小林可夢偉に届かず、フリー走行3回目と予選Q1では上まわったものの、Q2で可夢偉と1秒差の15位に沈んだ。決勝では序盤にフォース・インディアのビタントニオ・リウッツィと接触して後方に沈み、その後ミハエル・シューマッハーとの接触によってリタイアを喫した。

「我々は彼に過剰に期待をし、彼も自分自身に過剰な期待をしていた」とザウバーはアウト・モーター・ウント・シュポルトに対してコメントしている。
「彼は1年(レースから)離れていて、マシンのこともタイヤのことも知らない。それにシンガポールは非常に難しいコースだ。(予選では)可夢偉と1秒違ったが、こういった条件がこの差につながったのだ」

 ペーター・ザウバーは、ハイドフェルドに勘を取り戻す時間を与えるとして、日本GPまでは彼に対する評価を決定づけないと述べている。

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