ザウバーを率いるペーター・ザウバー代表は、バレンシアでのチームはタイヤのマネジメントをコントロールすることができなかったとの考えを示した。
ザウバーは、ヨーロッパGPの決勝レースでセルジオ・ペレスが1ストップ作戦で11位になったものの、2ストップの小林可夢偉は今季ワーストとなる16位でフィニッシュした。
「今回のレースまでは、他よりも我々の方がレースでうまくタイヤをマネジメントできていた。しかし、今日はそうではかった」と代表のザウバーはコメントしている。
「レースウイークを通じ、我々にはチームとしての十分な強さがなかった。だが我々は、自分たちがもっとうまくやれることを知っているんだ」
レース後、可夢偉は、「タイヤはあっという間にだめになった」と述べており、戦えるだけのパフォーマンスがなかったことを認めている。