2010年F1第8戦カナダGPの土曜予選で、メルセデスのミハエル・シューマッハーは13位でQ2敗退、なぜか金曜と同じ問題が再発し、クルマが期待どおりのパフォーマンスを発揮しなかったと述べた。ニコ・ロズベルグは10位だった。

■メルセデスGPペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ミハエル・シューマッハー　予選13位
　今日の予選は言うまでもなく残念だった。単純にバランスかグリップがなく、全体的にブレーキングとハンドリングにたくさんの問題が出ていたんだ。クルマが期待していたようなパフォーマンスを見せてくれなかった。昨日の午後も似たような問題があって、2回目のフリー走行の後でいくつか変更を加えた。今日の午前中はこの変更が効いたようで、そこそこのポジションだったのに、午後には同じ問題に直面していた。今の時点では原因を理解するのが難しいけれど、これから詳しく調べて、明日のレースに向けてのいい戦略を見出すよ。

ニコ・ロズベルグ　予選10位
　今日は僕らにとって素晴らしい予選ではなかったよ。今週末、ここではクルマも良いのに、残念ながら今日の午後はタイヤを正しく機能させられなかった。それが今日の大きな問題点だった。ハード側のタイヤはQ1では悪くなかったが、後にオプションに悩まされ、タイムを更新できなかったんだ。10番手からのスタートはとてもガッカリだけど、レースでは何が起きるか分からないから、明日は前を向いて、得られるアドバンテージを活かしていくよ。