2011年F1ヨーロッパGPの日曜決勝で、メルセデスのミハエル・シューマッハーは17位、ニコ・ロズベルグは7位だった。
■メルセデスGPペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ミハエル・シューマッハー 決勝17位
今日のレースはあまり満足できるようなものではなかった。結果は15周後に決まってしまった。僕はペトロフに接触し、おそらく獲得できたはずのポイントを失った。僕らのレースペースならだいたい僕のグリッドと同じぐらいの順位でフィニッシュできたはずだ。とはいえ、これは事故の後の推測にすぎないけれど。ペトロフが来ることに気付いたが、彼が見たのはかなりぎりぎりになってからだった。僕はできる限りブレーキングを遅らせて彼と一緒にコーナーを回ろうとした。でも引こうとした時にフロントホイールをロックさせ、滑って彼に接触してしまった。明らかに僕のミスだ。その時点でレースは終わったも同然で、その後はマシンをフィニッシュさせるために走ることしかできなかった。今は先を見て、僕らのホームレースのひとつ、シルバーストンを楽しみにしている。
ニコ・ロズベルグ 決勝7位
今日の7位には満足している。これが今日僕らが出せた最大限の結果だし、僕らはマシンの力をすべて引き出して走った。スタートでジェンソン(・バトン)の前に出られたのはとてもよかった。その後僕らは3回ストップで走ったがこれは正しい戦略だった。DRSの導入はバレンシアにおいてポジティブな効果を見せたね。おかげでここでいいオーバーテイクがいくつか見られた。僕らにとってのホームレース2戦に向けて、最速のチームとのギャップを縮めるためにプッシュし続けなければならない。シルバーストンまでチームの全員が必死に働く。チーム関係者とその家族の前でレースをするのが楽しみだ。
