2011年F1モナコGPの日曜決勝で、メルセデスのミハエル・シューマッハーはリタイア、ニコ・ロズベルグは11位だった。
■メルセデスGPペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ミハエル・シューマッハー 決勝リタイア
残念ながら今日のレースには僕らにとってはそれほど多くのポジティブなことがなかった。結局エアボックスの中に火が出て、マシンが止まってしまったわけだが、レース序盤も満足いくものではなかった。スタートでアンチストールシステムが突然作動したため、スタートの手順をすべてやり直さなければならなかった。その後、ターン1でルイス(・ハミルトン)と接触し、フロントウイングがきちんと動かなくなった。そのためにダウンフォースを失ったこともタイヤにとってマイナスになった。そのせいで予定より大幅に早くピットインしなければならず、それがその後のレースに響いた。でも全体的に見てとてもエキサイティングなレースだったし、ビタリー・ペトロフが無事でよかった。
ニコ・ロズベルグ 決勝11位
今日はいいスタートをした。これは今日のレースの中のポジティブなことだ。その後、プッシュできると思ったのに、ついてないことにファーストスティントでリヤタイヤがだめになってしまい、パフォーマンスが大幅に低下した。マシンがベストの状態になく、僕自身もベストの力を発揮できず、すべてのものをまとめることができなくて、難しい週末だった。そういうことが時にはあるけれど、僕らはモントリオールではプッシュし、もっといいところを見せる。今日起こったことから学習するよ。このリザルトは自分たちの位置を正確に表したものではないことを知っている。僕らは前進できるはずだし、2週間後にそれを証明できることを期待している。