ミハエル・シューマッハーは、ヘレスで1月12日からの3日間、スーパーノバのGP2をテストするとビルド紙そしてブリック紙が報じている。これはFIAの承認を得たテストでGP2マシンの向上を目的としたものだというが、シューマッハーにとってはF1合同テスト前のウォームアップの意味合いが強そうだ。
この度のテストはFIAの承認を得たもので、GP2のシリーズオーガナイザーとしても7度の世界チャンピオンによる、4リッター630馬力のGP2マシンへのフィードバックから、さらに車両のインプルーブの可能性を期待してのテストだという。
しかし、現状のF1ではテストが厳しく制限されていることもあり、シューマッハーにとっては事前にドライブするいい機会とも言える。
GP2マシンは2009年よりも前のF1マシンをベースにして、最新の空力トレンドは盛り込まれていない。しかし、マシンおよび路面からの様々な力を、シューマッハーの体、特にケガをした首がどのような影響を受けるかを2月のスペインでのメルセデスGPでの初テストの前に知ることができる。
