2014年F1ロシアGPの金曜プラクティスで、ザウバーのエイドリアン・スーティルは15位/15位、エステバン・グティエレスはFP2で18位、セルゲイ・シロトキンはFP1で17位だった。
■ザウバーF1チーム
エイドリアン・スーティル フリー走行1=15位/2=15位
新しいサーキットをドライブするのは興味深いし、ここはいくつかいいコーナーがあるのでドライブするのが楽しいね。
全体的にマシンバランスはまだ十分ではないが、特に問題もなくプログラムを完了できた。明日に向けていくつか細かい点を改善させることに努めていくが、大きな前進ができるとは考えていない。それでも今のパッケージの力を最大限に引き出して向上させたい。新しいサーキットだしあとコンマ数秒を縮められると思う
エステバン・グティエレス フリー走行1=-位/2=18位
最初のセッションは走らなかったが、午後のセッションは有意義だった。FP2でプログラムの遅れを取り戻すことが重要だった。
このコースのパフォーマンスには誰もが驚いたと思う。グリップレベルがとても高く、タイヤがうまく機能していた。今日は予想よりも高いポテンシャルを発揮できたし、明日も同じことができるはずだ。
この新しいトラックをすごく気に入った。走っていて楽しいんだ。
最後にひとつ言いたいことがある。僕らは大きな困難に直面しているジュール(・ビアンキ)とご家族のことを思い、祈っている。ジュールに僕らの力を感じてもらうこと、彼に僕らのポジティブなエネルギーを送ることが、何よりも大事だと思う。僕はあらゆる形で可能な限り彼をサポートしていくし、ジュールとご家族に対して応援の気持ちを示したい。彼のために祈り続けよう。
セルゲイ・シロトキン フリー走行1=17位/2=-位
ポジティブなセッションだった。このトラックが気に入っているし、C33をドライブできて嬉しかった。
半年ほど乗っていなかったので、少しずつ自信を高めていくために最初は慎重にいった。でも今日はすぐにいい感触を得られたよ。
セッション終盤、最後に攻めたラップではトラフィックに遭い、少し不運だった。タイヤが最適な温度に達していなかったんだ。理想的なコンディションではなく、それが多少のタイムロスにつながった。
慎重に走り、限界までプッシュすることはなかったので、改善する余地はたっぷりある。
トラックはかなりよかったが、トリッキーでもあった。ターン1は楽に全開でいけるコーナーに見えるが、最初のラップでターン1を通過した時、1カ所かなりバンピーなところがあったのに驚いた。でも数周走ればトラックの特性に慣れるものだよ。
バーレーン(テスト)では本格的な走行ができなかったが、ここで走ってみて、思っていたより楽に物事を進められたことに驚いた。(F1レギュラードライバーへの)ステップに向け、十分準備は整っていると思う。必要なのはチャンスだ。
来年のシート獲得のために動いている。今、公の場で言えることは、活動しているということだけだけれど。決断を下し次第、早めに準備をするため、テストの機会を増やすことを考えたい。