セルビアをベースとしたステファンGPが2010年F1エントリー権を獲得できなかった時点で、TMGとの契約は終了したと言われている。しかしバーニー・エクレストンは、今もステファンGPのエントリーを前向きにとらえる発言を行っている。

 speedtv.comによると、ステファンGPが今季F1のエントリー権を獲得できなかった時点で同チームとTMGとの契約は終了したといい、すでにTMG内のステファンGPのオフィスは閉鎖されているという。TMGはバーレーンGPの金曜日、3月12日にリリースを発表、同社の新たな業務体系を明らかにしている。

 一方、FIAはすでに2011年のエントリー選考プロセスをスタートさせているにもかかわらず、ステファンGPはUS F1のエントリー権を買収して今季F1に出場する道を探るのではないかとの報道もなされている。
「彼らは何らかのアイデアの下に進んできた」とF1の商業権所有者エクレストンはspeedtv.comにコメントしている。
「我々は解決法を見つける必要がある。彼らは最初の2、3戦に出場するのは無理だろうが、その後参戦できるかどうかは、状況を見ていこう」

 エクレストンは、ステファンGPのエントリーは検討材料であると認めながらも、それも現在参戦するチームのひとつが活動を停止した場合に限られるともほのめかしている。
「他のチームにとってフェアでないので、どうなるとはいえないが、もしどこかのチームがトラブルに陥ったらどうなるかな?」とエクレストン。
「アメリカのチームがエントリーしてくれたのは喜ばしいことだ。セルビアのチーム、あるいは他の国のチームが参戦してくれたら、それもいいことだ。多くの国が参戦してくれればくれるほどいい」

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