ケルンのTMGで行われたステファンGPとトヨタとの会談を受けて、ステファンGP側から自チームのマシン、S-01がクラッシュテストを通過したとアナウンスを行っている。
このテストはチームによると「内部的に、独立系の委託会社に依頼して実施」そして「FIAの基準を厳密に守った上で実行。これはマシンのデザインおよび製造への確認のための予備テストとして行った」という。
さらに「FIAの完全なテストは予定通り2010年1月の終わりに実施する」とも付け加えられている。
ステファンGPはトヨタとの接触は「更なる協力につながる」とし、現在開発中の車両はトヨタの撤退によって幻となった“TF110”を引き継いだものであると示唆している。チームは現状では2010年のレースでのスターティンググリッドに並ぶことはできないが、新規参戦チームがドロップアウトすることを待っている状態だ。